何歳まで住宅ローンが組めるのか?
住宅ローンを組める年齢は、金融機関によって異なりますが最も多いのが65~70歳です。
しかし、たとえ住宅ローンを組めたとしても、完済時期の上限が75~80歳となります。
多くの金融機関が返済年齢を75~80歳に設定している理由
多くの金融機関は、75~80歳を目安に住宅ローンを返済することを条件にあげています。なぜ、75~80歳かと言うと住宅ローンを組む時に加入する「団体信用生命保険」が関係しています。
団体信用生命保険とは、住宅ローンを組んだ人が死亡したり、所定の高度障がいになった場合に、その保険金で住宅ローンを返済するための生命保険のことです。この団体信用生命保険の保障期間が80歳までとなっているからです。
金融機関も貸したお金が返ってこないのは大変困るため、民間金融機関の多くは住宅ローンを組む人に団体信用生命保険への加入を条件としています。
住宅ローンを申し込む年齢の上限を70歳にしている金融機関が多いのも、団体信用生命保険への加入年齢が70歳未満とされているからです。